ランドマーク、ホテル事業に15億バーツ

　ランドマーク・グループは、ヨーロッパで知名度の高いランカスター・ブランドのホテルを2011年にオープンさせる計画だ。投資額は15億バーツで、現在ペッチャブリ通りで建設している。
　
　創業17年のランカスター・ホテルは、ロンドンを中心とするヨーロッパ諸国で、とりわけビジネスマンからの評価が高い。
　
　客室240室のランカスター・バンコクでも、宿泊料金を4,500バーツから5,000バーツに設定し、商用での利用者をターゲットにする。

　同グループのチャトゥポーン会長は、不況下でのオープンに関して、「ランカスター・バンコクが完成する2011年までにタイ経済は回復しているはず」と述べる。
　
　同会長は客室の広さについて、他社の同クラスが通常約30平方メートルなのに対し、40平方メートルとしたことをアピールする。
　
　また、「全体的にライバルよりも施設の充実化をはかっている。オープン初年度の稼働率は50％、2年目からは60％と予測しているが、実際はさらに上を行くはず」との自信を示す。

　また、同グループはランカスター・バンコクのオープンとは別に、ランドマーク・バンコク内のスパとショッピングエリアの改築に2億バーツを出資している。2009年末までには、完成する見込みだ。

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