2009年7月12日日曜日

60%近くが二重基準が存在すると認識、ラーチャパット大学調査

 ラーチャパット大学スワン・ドゥシット校が行う世論調査が、1,104人の回答者を対象に6日から9日にかけて行った調査で、58.69%の回答者が司法手続きに二重基準が存在していると回答し、存在していないと回答した者が26.09%に留まっていた事が明らかになった。

 また、41.86%の回答者が判決に関わるワーキングチームに対して確信を持てない、影響力がある人物による干渉があり得る等の理由をあげ民主主義市民連合に対して公正且つ透明な判決が下されるとは思わないと回答し、27.91%の回答者が社会的な関心、注目を集めている等の理由をあげ公正且つ透明な判決が下されると思うと回答する一方で、反独裁民主主義同盟に対しては、36.88%の回答者が差別的職務遂行や二重基準により公正且つ透明な判決が下されるとは思わないと回答し、30.55%の回答者が施行規則が明文化されている法に従った司法手続きが行われている等の理由をあげ公正且つ透明な判決が下されると思うと回答した。

 更に、54.55%の回答者が政府が連合及び同盟に対する司法手続きに関与するべきではないと回答し、41.31%の回答者が司法手続きに関わる者に対して国益重視の姿勢を植え付ける事がタイの司法手続きを向上させることに繋がると回答した。

 一方、公正な手続きという単語から想起される機関に関しては、最も多い60.78%の回答者が裁判所をあげ、以下、法務省(24.49%)、警察(6.67%)、検察(4.45%)、法務省矯正局(3.61%)と続き、また39.68%の回答者が裁判所を信頼していると回答し、検察を信頼していると回答した者が26.63%、法務省矯正局を信頼していると回答した者が18.81%、警察を信頼していると回答した者が14.88%と続く結果になった。

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