国営医薬品メーカーの政府医薬品機構(GPO)は8月17日、新型インフルエンザ予防ワクチンの製造が2か月程度遅れるとの見通しを明らかにした。
これは、鶏卵(受精卵)を使ったワクチン培養の効率が低いことによるもので、ウィチャイGPO総裁は、「ワクチン生産計画を最初から見直す必要があるかもしれない。そうなれば、パンデミック対策が遅れることは避けられない」としている。
現行の生産スケジュールを変更せずに計画を進めることも可能というが、その場合、ワクチン生産量は当初の予定を下回ることになる。
GPOでは現在、今後の対応について世界保健機関(WHO)に助言を求めているところで、数日中に返答がある見通しという。
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