タイ中部ロッブリー県の観光名所でもある「猿寺」周辺には2,000匹を超える猿が生活いているが、このうち1,000匹以上の猿がヘルニアを患っていることがわかり、地域の獣医がボランティアで治療にあたっている。
ヘルニアの原因は、自然環境とかけ離れた街中での生活によるものとみられている。都市生活では、不自然なジャンプや駆け登り、走りが強要され、ヘルニアなどを発症しやすいという。
このほか、猿の健康診断や繁殖制限なども早急に実施する予定だ。
8月19日に現場を訪れたロッブリ県知事は、治療に使う器具などが不足しているとして市民に寄付を呼びかけた。なお、ヘルニア治療にかかる費用は1匹あたり1,200バーツ前後という。
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