8月10日、バンコク都内クロンサン区のコンビニで、女性店長が強盗にこしょうスプレーをかけて撃退するという事件が起きた。
逮捕されたのは45歳のウィチャン容疑者。こしょうが目に入り、痛みに耐えかねていたところ、警官に取り押さえられた。
被害にあったコンビニの店長(32)によれば、「カウンター内に座って、売り上げのチェックをしていたところ、男が突然、刃渡り10センチほどの包丁を手に飛び込んできました。そして、『金を出せ』と叫んだため、とっさに護身用のこしょうスプレーをつかんで、強盗の顔に向けて発射しました。その後、強盗は目を押さえ、顔を洗う水を探すため、あわてて裏口から出て行ったので、すぐに警察に通報しました」とのことだ。
一方、ウィチャン容疑者は警察署での取り調べで、「白血病で悩んでおり、その日は、イライラして自分の手を思い切り叩いていました。気がつくと、手が異常に腫れてしまったので、病院へ行くことにしたのですが、その途中、コンビニの前を通りかかった時、治療費の足しにするため、強盗を思いつきました。そのため、近くの屋台で包丁を奪い、店に押し入ったのですが、あっさりと撃退されてしまいました」と供述している。
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