16日20:00過ぎ、ナラティワート県ルゥーソ郡内で、路上脇に潜んでいた元地元行政機構評議会議員の男性(46)を中心にした武装した5人組がバイクで見回り中だった村長(34)と村自警組織員(41)に向け銃を乱射した事をきっかけに両者間で約5分間に渡る銃撃戦が展開され、何れもイスラム教徒の元評議会議員、村長及び自警組織員の3人が死亡するという事件が発生した。
警察側は、元評議会議員が分離主義組織に関与していた可能性を含めて南部情勢及び個人的な係争の両面で捜査を開始した。
一方、同じくタイ南部パタニー県ノーンジック郡内では17日早朝、托鉢僧の警護作業中だった村自警組織に所属する53歳の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負った。尚、報道によっては男性は治安担当の副村長だったとするものもある。
また、同県ヤラン郡内では17日昼過ぎ、バイクの2人乗りで路上を走行中だった32歳と24歳のイスラム教徒の男女が、バイクに乗った2人組に銃撃され重傷を負い、同県ヤリン郡内では17日早朝、イスラム教徒の元村長の男性が何者かに銃撃され死亡した。
更に、同県県都内では17日18:00前、バイクで路上を走行中だった48歳の地元行政機構評議会議長の男性が、バイクに乗った2人組に銃撃され死亡した。
また、ヤラー県ターントー郡内では17日7:30過ぎ、仏教徒の集落にあるゴム農園内で作業中だった仏教徒の男性が、何者かにのど元を刺され死亡した。
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