タイ保健省は、10月28日、10月18日から10月24日の一週間に新たに3人の新型インフルエンザ感染者の死亡を確認し、累計で集計結果の修正により182人の感染者の死亡を確認した事を明らかにした。重症化した患者の多くは過度の肥満、糖尿病、心臓病といった健康問題を抱えていた。
同省は、長期休みに入っていた学校が新学期に入ったことで、全国1,200万人の学生が活発に移動すること、雨季が終わり乾期の到来に近づき気温が下がり始めたことで、ウイルスが増殖しやすい時期であること、多くの人出が予想されるローイクラトン(灯ろう流し)祭り(11月2日)の開催時期であり、市民が不特定多数の人と接触することを理由に今後2-3週間にインフルエンザの感染が急拡大する恐れがあるとして、注意を呼びかけている。
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