民主主義市民連合報道官で、チャワリット元首相の経済政策チームの一員として旧タイ愛国党の中枢に関わっていた事でも知られるパーンテープ氏は、10月24日、既にタクシン元首相に取り入ってもらおうと態度を変えてしまっているチャワリット元首相に、タクシン支持派と反タクシン派との和解推進は不可能であるとの認識を示した。
発言の中でパンテープ氏は、チャワリット元首相は、タクシン政権と反タクシン派が対立していた2006年2月27日に社会対立解消の為の1997年憲法改正を支持し改正審議案に署名までしていたにも拘わらず、今になって1997年憲法の復活を要求する勢力に与しただけでなく、タクシン元首相に取り入る為に、自らが社会対立の元凶であると指摘した軍、資本家、王室の失墜を狙っている勢力に与していると指摘した。
また、チャワリット元首相と連合幹部のチャムローン少将との間で直接対話の機会を持つことで合意に至っていると伝えられている事に関して、チャムローン少将との間でコンタクトが取られたのはチャワリット元首相がタイ貢献党に合流する前の事であり、合流後は一切の連絡もなく、今やタイ貢献党に入党し、タクシン元首相やカンボジアのフンセン首相に取り入って、タイの失墜を狙っているチャワリット元首相との直設対話の実現は極めて困難であるとの認識を示した。
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