民主党党首付報道官のテープタイ・セーンポン氏は26日、タクシン元首相が25日にドバイからモンテネグロに移動していた事を明らかにした。
タクシン元首相がタイ政府を攻撃する拠点としてドバイを使用する事を嫌ったアラブ首長国連邦当局からの要請を受けての出国で、外務省側のデータからも事実関係を確認する事ができるという。
しかし、タクシン元首相の元法律顧問で元外務大臣のノパドン・パッタマ氏は、同元首相がアラブ首長国連邦から追放されたとの指摘を否定している。
ノパドン氏によると、タクシン元首相のモンテネグロへの移動はビジネスのフォローの為に自分の意志で行われたもので、当初は2日間滞在した後にドバイに戻る予定になっていたが、アフリカ大陸のある国の指導者からの招聘を受けダイアモンド鉱山関連の投資案件のフォローやタイ国内で展開されている王室農場プロジェクト手法の展開の可能性について提案する為に既にアフリカに向かっているという。
先にタクシン元首相はラーマ7世通りの飲食店で行われたビデオリンクを利用した赤シャツ軍団との親睦会の席上で、9月1日にネット・ラジオ局の番組配信を開始する事を明らかにすると共に、同日は移動中の機内から電話を利用して番組に出演する予定であることを明らかにしていた。
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