8月19日、バンコクに隣接するサムットプラカーン県で、ゲイの男性が睾丸など6箇所を刺され殺害されているのが見つかった。
警察発表によれば、殺されたのは、プラサンさん(46歳)。通報により警察が駆けつけると、アパートの部屋は異様な匂いが漂い、床の血だまりにプラサンさんが下半身裸でたおれていた。
部屋には争った形跡があり、凶器と見られる血のついたビール瓶が遺体の側に転がっていた。死体には、腕、太もも、睾丸、のどの6箇所を刺されていた
隣の部屋に住む男性(25歳)の証言によれば、「深夜、プラサンさんが男としゃべっているのがきこえた。その後、助けを呼ぶ声と、ガラスが割れる音がしてから、中肉中背の若い男が大きな紙袋をもってあわてて部屋を出て行くのが見えた。この男はアパートの塀を登って逃げていったので、部屋に入ってみると、プラサンさんが殺されていた」とのことだ。
この男性は、「プラサンさんは不動産のブローカーで、人付き合いはあまりなかった。ゲイのような感じで、複数の若者が部屋を出入りしていたが、今回の男はこれまでに見たことがなかった」と話していた。
警察は、痴話げんかのもつれの末に殺害された可能性が高いと見ているが、物盗りの線も含め、逃げた男の行方を追っている。
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