民主党のピチェット議員が、スワンナプーム空港のセキュリティーチェックについて、上着やベルトを脱いでX線に通すのは非常に不便だとして、この手順を省くよう要請し、空港関係者を驚かせている。
元財務相で下院銀行金融常任委員会顧問を兼ねるピチェット議員は「乗客は、はずしたベルトを人前でまた締めなおさなければならない。外国のご婦人方が上着を脱ぎ、薄着姿で金属探知ゲートをくぐることが本当に必要なのか」と乗客に不便を強いるような空港セキュリティーチェックに疑問を示す。
しかし、空港側はこれに反発、空港セキュリティーが世界基準以下になり信用問題に発展すると警告している。
また、チェックの際、上着やベルトを脱ぐことは世界の主要空港で行われており、空港側でこれを省いた場合、航空各社がゲートで同様の検査をすることになるだろうと指摘している。
空港側は「ベルトに小さなナイフが仕込まれていたことがここ最近では4、5件あった。小型の刃物や薬物などがベルトに仕込まれている場合、目視で発見することはできない。乗客の手間を省いて空港の安全レベルが落ちれば、国際的評価も下がる。乗客も不安を感じるだろう」と説明する。
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