保健省食品医薬品委員会(FDA)は8月27日、「市販の中国産乾燥海草を買ったところ偽物だった」との苦情が消費者から寄せられていたが、成分分析によって本物の海草と判明したことを発表した。
この海草は、東北部ナコンラーチャシーマー県のマーケットで販売されていたもの。その中に、見た目と手触りがポリエチレンの薄膜のようなものが含まれていたため、購入者が「ニセモノ」だと訴えていた。
また、ナランサンFDA副事務局長は、若者の間で流行しているファッション目的の歯列矯正メタルブラケットが原因とみられる死亡事故が起きたことから、FDAがその販売禁止を検討中であることも明らかにした。
屋台などで売られているファッション用メタルブラケットの中には、人体に有害な重金属が使われているものがあり、鉛やヒ素による中毒を引き起こす恐れがあるとのことだ。
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