海軍関係筋が8月14日明らかにしたところによると、カンボジア政府がフランス企業にカンボジアとタイが領有を主張する海域での石油採掘調査を許可したことから、タイ海軍は東部トラート県チャン島の南に位置するクート島を拠点に監視活動を開始した。
クート島からカンボジア本土までの距離は35キロあまり。同筋は、「艦船のパトロールによってカンボジア側にタイの主張をアピールしている」とのことだ。
しかし、ソムデート海軍副司令官によれば、問題海域が広範囲に及ぶことから、監視に力を入れても域内の活動を把握するのは困難とのこと。このため、タイ政府が明確な方針を打ち出し、それをカンボジア政府に示したほうが効果的との意見が多数派のようだ。
なお、2万7000平方キロに及ぶ両国領海主張の重なる地域(OCA)は、石油・ガス資源が豊富とされるが、未探掘のままとなっている。
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