2009年8月17日月曜日

PAD幹部が支持者に「二者択一」迫る

 反タクシン組織「民主主義市民連合(PAD)」首脳のソンティ氏は8月14日、PADの支持者に対し、PAD創設の新政治党と民主党のどちらにつくかをはっきりさせるよう求めた。

 新政治党は、PADが掲げる「新政治」の実現のため先に設立された政党。一方、現連立政権の中核をなす民主党は、63年というタイで最も長い歴史を持つ政党だ。

 ともに反タクシン派であるが、目的達成の手段が異なるため、両陣営は一定の距離を置いている。

 ソンティ氏は、「PADのメンバーと新政治党の党員は、あいまいな態度をやめ、どちらの政党を支持するかを明確にする必要がある」としている。

 なお、同氏によれば、民主党はもともと上流階級や官僚の利益を守るために設立された政党だが、その体質が今も残っているため、国民の幅広い支持を得るには至っていないとのことだ。

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