アピシット首相は9月12日、「タクシン派が19日に反政府集会を行うとしているため、次回の閣議で治安対策を協議する。国内治安維持法が再度発動されることになろう」と述べた。
同法は、治安措置の強化を目的に8月29日から4日間にわたりバンコク都ドゥシット区に発動され、このため、タクシン支持団体「反独裁民主主義同盟(UDD)」は8月30日に予定していた大規模な反政府集会を取りやめた。政府は、同集会が過激な反政府活動に発展する恐れがあったと説明している。
一方、UDDは、2006年9月19日の軍事クーデターからちょうど3年目となることから、19日に反政府集会を決行するとしているが、これについてもデモ隊の暴徒化などを懸念する見方が出ている。
UDD幹部のチャトゥポン・タイ貢献党議員によれば、UDDは、国内治安法が発動されても19日にロイヤルプラザで集会を行う方針。同集会には、全国各地からUDDメンバーやタクシン支持者など約10万人が参加する見通しとのことだ。
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