2009年9月14日月曜日

陸軍幹部、カンボジアの反発に懸念

 陸軍幹部は9月13日、反タクシン組織「民主主義市民連合(PAD)」が国境未確定区域の領有を主張する動きを強めていることに懸念を表明した。

 PADは、世界遺産「プレアビヘア(タイ語名・カオプラウィハン)」周辺の国境未確定区域(4.6平方キロメール)の領有権をあくまでも主張すべきとの立場で、最近では、「アピシット政権は領有権問題をないがしろにしている」と批判している。

 このため、この問題への国民の関心を喚起すべく、PAD東北支部のメンバーが13日、東北部コーンケーン県でキャンペーンを開始。これに対して、陸軍幹部は、「PADのメンバーが国境未確定区域に入り込むようなことがあれば、カンボジア側が兵員を増強し、国境の緊張が高まることになる」と懸念する。

 また、アピシット首相は同日放送のテレビ番組の中で、「タイ政府は、領土、主権を守るために全力をあげている」と強調。PADに自重を促した。

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