アピシット首相は9月13日、クーデターが発生した2006年9月19日前の情勢に戻すことを狙っているグループが存在している事を明らかにした。
この発言は、先にタクシン元首相の従兄で元国軍最高司令官のチャイヤシット・シナワット大将が、国内正常化に繋がり国家に改革をもたらすものであればクーデターを支持する事が出来る。タクシン元首相は恩赦誓願によりもたらされる奇跡に強い期待を寄せていると発言した事について聞かれた際に明らかにしたもので、アピシット首相はチャイヤシット大将が現在の様な情勢下で何故この様な不用意な発言をしたのか疑問に感じるとした上で、国内をクーデター前の情勢に戻すことを画策しているグループが存在している事を明らかにした。
また、反独裁民主主義同盟が19日に大規模集会及びデモ行進を計画している事に関しては、集会参加者の大多数が情勢激化を望んでいない事から集会やデモ行進自体が過激化するような事は無いとの見通しを示すと共に、最も懸念されているのが集会に乗じた第三者による情勢扇動行為であると指摘した上で、前日にターニー国家警察長官代行に対して第三者の動きへの最大限の警戒を要請した事を明らかにした。
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