タクシン元首相の従兄のチャイヤシット元国軍司令官は14日、自らがクーデターを鼓舞ないしは催促したとの指摘を否定した上で、先のクーデター支持発言は国家改革の為の一つの意見でしか無かった事を強調した。
発言の中でチャイヤシット元司令官は、先の発言はアピシット政権打倒の為のクーデターを鼓舞したものでは無く、またクーデターを支持しない立場としてクーデターを鼓舞する為に影響力を行使した事も無いとした上で、先の発言は現在の危機的な状況にある国内情勢を解決できるのは恩赦誓願を行ったタクシン元首相に対する奇蹟ないしは国家に変革をもたらすクーデターの2つしかないとの意見を表明したものに過ぎなかったとした。
また、チャイヤシット元司令官は、タクシン元首相と国外で面会した際に、クーデター3周年目となる19日に計画されている反独裁民主主義同盟の集会・デモ行進については一切言及が無く、経済対策関連の話で終始していた事を明らかにした。
クール・バンコク
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