今年4月の首都騒乱を調査するため設置された特別委員会は9月11日、「デモ隊側に死者は出ていない」とする調査結果を明らかにした。
この首都騒乱では、暴徒化したタクシン支持団体「反独裁民主主義同盟(UDD)のデモ隊が、治安維持に出動した軍隊などに対し、道路を封鎖したり、乗っ取った路線バスに火を放ったりして抵抗した。
UDD幹部やタクシン派の野党・タイ貢献党の議員らは、「武力弾圧によってデモ隊側に大量の死傷者が出た」と主張していた。
しかし、特別委のソムサック委員長は、「どこでなにが起きたかを詳しく調査した。その結果、デモ隊側に死者はいなかったとの結論に至った」としている。
また、首都騒乱の際、首相らが宿泊した陸軍第1管区司令官宅で兵士1人が死亡し、チャオプラヤー川近くで2人の遺体が見つかったが、首都騒乱との関係性は認められなかったという。
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