2009年9月17日木曜日

規制緩和か? ED治療薬の市販を検討!

 保健省食品医薬品委員会(FDA)では現在、ED(ぼっ起不全)治療薬を医師の処方せんで薬剤師のいる薬店で購入できるようにするための規制緩和を検討中だ。

 これは、ピパット事務局長が9月16日に明らかにしたもので、来月にもFDAの医薬品部会で承認される見通しという。

 ED治療薬は現在、医療機関で医師の診断に基づいて処方することだけが許されているが、現実にはインターネットなどで広く販売されている。このため、FDAでは、規制緩和により正規ルート以外での購入や偽バイアグラなどをつかまされるケースが減るとしている。

 同事務局長によれば、FADではED治療薬を約10年モニターしており、安全性に問題はないという。

 しかし、規制緩和については、「正規品の販売が増えて得をするのは医薬品メーカーだけではないか。心臓に疾患を持つ人への副作用が心配されるような医薬品がインターネットで誰でも購入できることが問題なのであり、規制緩和は決して賢明な策ではない」(国立チュラロンコーン大学薬学部のニダヤ氏)といった批判も出ている。

バンコク週報

偽物や不当な価格での販売が減る事が期待できます。

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