タイ北部チェンマイ県の少年(12)が9月2日、バンコクの内務省に出向き、日本訪問を実現させてほしいと懇願した。
少年はタイ国内の紙飛行機大会で優勝したことから、9月19日と20日に千葉市で開催される全日本折り紙ヒコーキ大会(会場・幕張メッセ)に招待された。
だが、タイで生まれたものの、両親が不法入国・就労のミャンマー人だったため、タイ国籍を取得できず、いまだに無国籍となっている。
外務省は、特例で旅券を発給するとしたが、内務省は無国籍を理由に旅券発給に必要な証明書の発行はできないとしている。
関係筋によれば、同様の理由で無国籍となっている子どもは数万人に及ぶと予想されることから、内務省は国籍問題ではいかなる例外も認めないとの姿勢を貫いているとのことだ。
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