政治的混乱を解消し、国民和解を実現するため、政権党・民主党と野党・タイ貢献党の大連立を望む声が出ていることについて、両党首脳は9月2日、「隔たりがあまりにも大きく、手を組むことは到底不可能」との認識をあらためて示した。
タクシン流政治に一貫して反対してきた民主党の党首、アピシット首相は、「両党の違いは誰の目にも明らか。民主党で連立構想が話題にのぼったことはない」としている。
一方、タクシン派タイ貢献党幹部のチャトゥポン議員も、「大連立には賛成できない」と述べている。
同議員によれば、「民主とタイ貢献の連立話」は、「民主党への要求を強めている与党第2党・国家威信党へのけん制」と考えられるとのことだ。
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