空港問題解決のため交番開設へ

　空の表玄関バンコク国際空港（スワンナプーム空港）の抱える問題解決のため設置された特別委員会で9月2日、ワチャラポン警察庁副長官が、犯罪・トラブルの発生に迅速に対応すべく空港内に交番を開設することを提案。議長役のステープ副首相（治安担当）が、「可能なかぎり早期に実現したい」と前向きな姿勢を示した。

　同空港を所轄するラチャテワ警察署（サムットプラカーン県）は署員200人足らずで、空港にまで十分に手が回らないのが実情という。

　ステープ副首相によれば、空港内警察施設については、閣議の承認を得てから、その仕組や警察機構における位置づけが詳しく検討されることになるとのことだ。