国内の紙飛行機大会で優勝した少年(12)が国籍問題で日本での大会に出場できないと報じられ、これに同情が集まっていたが、内務省が9月3日、態度を一変させたことで少年の訪日が実現することになった。
少年は北部チェンマイで生まれ育ち、同地の小学校に通っている。
だが、両親がミャンマー・シャン州生まれで無国籍であることから、少年はタイ国籍がなかったため、同省は当初、タイ旅券発給に必要な証明書を非タイ国籍者に発行することはできないとしていた。
その一方で、外務省は、証明書があれば特例で旅券を発給すると柔軟な姿勢を示していた。
少年の記事が報じられるや、少年に同情する声が高まり、タイ弁護士協会が「人権無視だ」として内相を告訴する方針を発表。アピシット首相も関係当局に善処を求めた。
これを受け、内務省は、対応を緊急に協議し、証明書発行で意見が一致したものという。
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