アピシット首相は8月16日、軽油の小売価格が引き下げられていることを理由に、「バス運賃の引き上げは認められない」と明言した。
政府は先に、原油の値上がり傾向を受けて石油税を1リットル当たり2バーツ減税した。
首相によれば、この措置によって軽油の小売価格は1リットル30バーツ程度に抑えられており、バス業者の運賃引き上げ要求は正当化できないという。
また、「原油価格高騰への対応が遅い」と政府を批判する声があることについて、首相は、「石油税収入によって、オイルファンド(燃料価格安定化を目的とした価格補助のための資金)を増やして将来の原油値上がりに備えておく必要があった」と説明している。
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