チャワラット内務大臣は22日、先に招集された国家警察人事検討委員会の席上でアピシット首相が推したパティープ・タンプラスゥト警察大将では無く、もう一人の次期国家警察長官候補として名前があがったヂュムポン・マンマーイ警察大将に票を入れた事を認めたが、アピシット首相との間に対立があると指摘されている事に関しては、普通に起こりえる職務遂行上の見解の相違でしかなく、この投票が両者間の対立を意味するものでは無く、また、タイ国家威信党側にも連立与党として民主党と職務を共にする事に一切の問題は無いと語った。
また、次回招集される人事検討委員会の際にアピシット首相が推した候補に投票するかとの質問に対しては、アピシット首相はより多くの候補者を提示し各人の考えを聞く機会を委員に与えるべきであると語るに留め明言を避けた。
一方、タイ国家威信党に影響力を持つネーウィン・チットチョープ氏とステープ副首相がヂュムポン警察大将を支持していることがチャワラット内務大臣が同警察大将支持に回った背景にあると指摘されている事に関しては、ステープ副首相に直接聞くべき事であると語り回答を避けた。
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