1991年のクーデターで政権を奪取したスチンダー元陸軍司令官・元首相が昨日6日、76歳の誕生日を迎え、士官学校の同期生や、アピチャート国防次官、ジラポン陸軍顧問会長といった国防省・軍の現役高官ら数十人が祝賀のため同氏の自宅を訪れた。
1992年、スチンダー氏はクーデター後の選挙で誕生した政府の首相に就任。陸軍出身で、首相には就かないと約束していたものの前言撤回。これが大規模な反政府運動となります。5月17日王宮前広場のデモ隊と軍が衝突。軍が無差別発砲し、40人以上の死者、600人以上の負傷者が出たことから、プミポン国王の裁定で辞任・引退に追い込まれた。なお、5月事件の行方不明者数百人がいるとの事から、治安部隊がどこかに遺体を持ち去ったとの噂がある。
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