商務省知的財産局が法務省特別捜査局などと共同で、8月から国境付近におけるコピー商品の取り締まりを強化する。
衣類、バッグ、時計などのブランド品コピーや、CD、DVD、ソフトウェアなどの海賊版は、北部や東北部の国境付近で大量に売買されており、その多くが中国や隣接国からの輸入品とみられている。
アロンコーン副商務相は、コピー商品の売買が国の信頼やイメージを傷つけるだけでなく、経済的にも大きなダメージとなっていると指摘し、「輸入で関税がかかる正規品に対し、コピーグッズは密輸が多く、当然ながら関税を支払っていない。国として膨大な損失」と非難している。
また、国立知的財産委員会では、コピー商品の取り引きが資金洗浄防止法にも違反するとして、政府に罰則の強化を求めている。
タイでは2009年に入りコピー商品の取り締まりを強化、5月までに3,695件を摘発している。
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