タイ公安警察局のティーラデート局長は7日、タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)の現指導者とされ、武器密輸等の容疑で国際刑事警察機構から重要指名手配人として身柄を追われていたセルバラサ・パドマナダン容疑者がタイのバンコクで逮捕されたとの報道を否定した。
この発言は、スリランカの政府筋がセルバラサ容疑者が前日に逮捕されスリランカの首都コロンボに向け移送中であると発表し、前後して同国の軍当局がセルバラサ容疑者がバンコクで身柄を確保されたとの情報を得ている事を明らかにした事を受けたもので、この一連のスリランカ当局の発表を受けアピシット首相が事実関係の調査を関係当局に指示していた。
ティーラデート局長によると、セルバラサ容疑者はシンガポール国内で身柄を確保されており、同容疑者の妻がタイ人で、同容疑者がタイとマレーシア、シンガポールを活動拠点にしていた為にタイ国内で逮捕されたと錯誤して発表されたのでは無いかという。
一方、ティーラデート局長の発言に先立ちパニターン政府報道官代行は、セルバラサ容疑者がタイ人女性と結婚しランパーン県内に滞在していた事があること、及び同容疑者が出入国を繰り返していた事が確認できている事を明らかにしたが、同容疑者がタイ国内で逮捕されたとされている事に関しては、これまでに確認できた限りでは、同容疑者はマレーシア国内で逮捕され、6日にコロンボに向け移送された際にタイの空港で航空機を乗り換えた為にタイ国内で逮捕されたと錯誤されたのでは無いかと語っていた。
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