タイ国際航空(THAI)が赤字路線であるタイ北部チェンマイ~メーホンソン線廃止を検討していることに、メーホンソン県観光業界などが反発。行政裁判所に訴える準備を進めている。
タイ国際航空は就航路線見直しの一環で赤字路線からの撤収を検討。チェンマイ~メーホンソン便については格安航空会社「ノック・エアー」に引継ぎを要請している。
しかし、同県商工会議所によると、同路線の廃止計画が明らかになったことで、すでに多くのツアー会社がメーホンソンを行き先からはずしてしまい、現地の観光業者が打撃を受けているという。スポート同県商工会議所会頭は、「タイ国際航空がメーホンソン線を廃止するというなら、裁判に訴えるしかない」と話している。
メーホンソン県の観光市場は年間20億バーツに上るとみられており、2008年に空路で同県を訪れた人は、92,000人に達した。
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