刑事裁判所は9月10日、民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーンクン氏に対して、元副首相のプリディヤトン・デワクン氏に対する名誉毀損で2年間の禁固を命じる実刑判決を下した。
この訴訟は、2007年1月12日にテレビチャンネルASTVで放送されたムアン・タイ・ラーイ・サプダーの中で、プリディヤトン氏がタクシン政権時代に法律に違反している2桁、3桁の新型宝くじの導入を放置し、更にタクシン元首相によるシン社の持ち株のテマセクへの売却に便宜を供与した元歳入局長を擁護したと指摘し、あたかも同氏がタクシン元首相の一味であるかの様な言質で批判した事が名誉毀損に当たるとしてプリディヤトン氏が提訴していたもの。
裁判所は、ソンティ氏の発言は、それを裏付ける証拠を欠いた印象操作を意図したものであると認定し2年間の禁固を命じると共に、既に別件の名誉毀損訴訟で有罪判決を受けているとして執行猶予を認めない決定を下した。
尚、ソンティ氏側は控訴する意向を示している。
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