天然資源環境省では、バンコク首都圏で怪我を負った象たちのための保護施設を東北スリン県に建設する計画だ。
用地は王立林野局と林業組合が6,000ライ(1ライ=1,600平方メートル)を提供する予定で、同省では近日中に内務省、バンコク都庁、象の飼い主などと保護施設運営について話し合うとしている。
バンコク首都圏では、出稼ぎにきた象が交通事故に遭ったり、電線に絡まったりするなどして大怪我を負うケースが増えているが、適切な治療も受けられず命を落とすことも多い。現在、すでに100頭が新保護施設への入居待ちという。
「象祭り」で知られるスリン県では新保護施設の建設を歓迎しており、「エレファント・シティー」としてさらなる観光客誘致を期待している。
国立公園野生動植物保護局によると、現在、国内には約2,000頭の野生象と、約3,000頭の飼育象がいる。また、飼育象の約半数が首都圏に出稼ぎに出たり、全国の観光地に送られたりしているという。
同局では、象の登録制度を見直すなどして、命を危険に晒す出稼ぎ行為を禁止するべきと、強く訴えている。
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