ＨＤＤメーカー、5,000人雇用

　世界第2位のハードディスクドライブ（ＨＤＤ）メーカー、ウェスタンデジタル（ＷＤ）は、データストレージデバイスの需要が予想を上回る速さで回復していることから、タイで新たに5,000人を雇用する計画を進めている。
　
　ＷＤ（タイランド）の従業員数は、世界同時不況によるリストラで33,000人から一時は29,000人にまで削減された。その後の需要回復で雇用を再開し、現在は31,000人となっているが、今回の新規雇用によって過去最高の36,000人に達することになる。
　
　サムパン副社長は、「予想以上の注文増加のため、工場の操業時間を延長している。解雇した従業員を補充するだけでは足りない状況となっている」と説明している。

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