7月25日、中学3年生の娘が同級生に性的暴行を受けたと、被害者の家族がタイ字紙に訴え出た。
事件が起きたのは7月4日。中学3年生のジェオちゃん(仮名)は女友達2人に誘われ、宿題のレポートを書くため友達の家に出かけた。そこには、すでに同級生の男子生徒が12人集まっていた。
ジェオちゃんがトイレに立った際、同級生の男子生徒2人が強引にジェオちゃんをトイレ隣の寝室に引きずり込み、部屋の中で待っていたトン(仮名)も含め3人でジェオちゃんを押さえつけ、代わるがわる性的暴行を受けた。その後、解放されたジェオちゃんが戻ってみると、女友達2人はいなくなっていた。
7月14日、ジェオちゃんの両親は学校に呼ばれ、娘が同級生に性的暴行を受けたことを聞かされた。その際、教師はジェオちゃんの同意の下で行われたかのように説明し、加害者3人と話し合った上で1人1万バーツ(約3万円)の慰謝料で示談にしたいと申し出た。
ジェオちゃんの家族はこれを聞いて怒り心頭に達し、話し合いを打ち切るとともに、すぐに警察へ通報した。警察はジェオちゃんを病院で検査するとともに、性的暴行をした3人から事情聴取。3人は容疑を認めている。警察は現場検証後、逃亡の恐れがないとして3人を釈放している。
3人は性的な暴行の様子を携帯電話で撮影、それを公開するとジェオちゃんを脅した。さらに加害者の父母はこの地域の議員と親しく、あらゆる手を使って事件をもみ消そうとしていることにジェオちゃんの家族は憤っている。
ジェオちゃんの家族によれば、ジェオちゃんは生徒会長の経験もあり、チアリーダーとしても活躍していたまじめな生徒にもかかわらず、同意の上でこのような 行為をしたと汚名を着せられているため、マスコミに訴え出たとのことだ。
この事件が起きた後、ジェオちゃんは学校を自主退学、一方、加害者の男子生徒3人も退学処分になっている。
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