タイの携帯電話サービス最大手アドバンスド・インフォ・サービス(AIS)は4―6月期の最終利益が前年同期比33.7%減の42億バーツだった。不況や新型インフルエンザの影響で、通話料などサービス収入が6.5%減の235.5億バーツ、携帯電話端末などの販売収入が47.7%減の16.4億バーツに落ち込んだ。
6月末の契約者総数は2,790万件。4―6月の契約者純増は32万件(1―3月27.2万件、昨年4―6月87.7万件)で、北部、東北部で伸びた。利用者1人当たり平均収入(ARPU)はポストペイド(後払い)が前期比4.6%減の月605バーツ、プリペイド(前払い)が3.4%減の196バーツ。
AISは業績不振を受け、14日、最高経営責任者(CEO)のウィクロム・シープラタク氏が経営執行委員会副委員長に、社長のウィチアン・メークトラカーン氏がCEOに、副社長のフイ・ウェンチュオン氏が最高業務責任者(COO)に就任すると発表した。ウィチアン氏はカリフォルニア理工州立大学電気工学部卒。2006年からAIS社長を務めていた。
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