2009年8月11日火曜日

タイ政府、電気料金など1年固定

タイ政府は10日の国家エネルギー政策委員会会合(議長、アピシット首相)で、軽油、電力などの価格統制策を打ち出した。政府の負担は年間375億バーツ(約1,070億円)に上る見通し。

 軽油は国内の小売価格が同日時点で1リットル当たり29.69バーツと、30バーツ台が目前に迫ったことから、販売賦課金を1リットル当たり2バーツ減らし、価格を引き下げる。液化石油ガス(LPG)と自動車燃料用天然ガスは小売価格の固定を来年8月まで延長する。燃料価格に応じ調整している電気料金は来年8月まで現在の水準で固定する。また、タクシーが燃料をLPGから天然ガスに変更するための経費を3万台まで政府が負担する。

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