2009年8月13日木曜日

警察長官、「最南部に飛ばされたのではない」

 パチャラワート警察庁長官は8月11日、「最南部視察は政府から圧力がかかった結果ではない」と説明した。

 同長官は10日間の中国訪問を6日間で切り上げて8日に帰国したが、すぐに視察のためテロの頻発する最南部に向かった。

 これについて、ステープ副首相(治安担当)は11日、「未解決のテロ事件が多いことから、捜査支援のため長官を最南部に派遣した」と発表している。

 だが、関係筋によれば、最南部視察は、同長官がウィチエン長官代行のもとで進められている市民民主連合(PAD)首脳襲撃事件の捜査、そして、警察の年度末定例人事異動に口出しするのを避けるためとのことだ。

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