複数の報道によると、バンコク隣県のサムットプラカーン県の県警察本部は10日、同県プラサムットジェーディー郡内の路上で54歳の日本人の男を逮捕し、男が運転していたナンバーを付けていない車の中から拳銃2挺、銃弾、FBIの身分証明書及び日本製の防弾ベストを押収した。
男は警察の取り調べに対して、自分は日系電線製造会社の電線の配送を請け負う日系企業の顧問で、最近日系電線製造会社から配送を請け負うようになって以来、運転手が毎日のように脅迫に晒されていた為、知り合いの若者から購入した拳銃を護身用に所持していた。当日は配下の運転手から大勢の屈強な男が会社前で待ち伏せをしているとの連絡を受けていた為、拳銃等を所持して会社に向かっているところだったと供述しているという。
今月1日には、今回逮捕された男が関係する運送会社から電線の配送を下請けしていた運送会社を経営するタイ人の陸軍少佐の階級を持つ男性が、サムットプラカーン県を地盤とする大物灰色政治家として知られるワッタナー・アサワヘーム氏の息子で、元下院議員、サムットプラカーン県県都内の自治体首長を務めた事もあるプーンポン・アサワヘーム氏から電線の配送契約を譲るよう強要されたと訴えていた。
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運送業者、大物灰色政治家の下院議員経験もある息子を脅迫・暴行で訴える
http://odoroki-thai.blogspot.com/2009/08/blog-post_9185.html
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