ウィタヤー保健相は8月13日、「国民の健康を守るため、ワクチンの研究開発に力を入れることは不可欠」と強調した。
タイと同時期にワクチンの研究開発を開始したインドやインドネシアは現在、ワクチン輸出国となっているが、タイは今も輸入に大きく依存したままとなっている。このため、ワクチンの研究開発費を現在の対GDP比0.2%から1%に引き上げるよう同保健相は求めている。
ウィタヤー保健相は、「これまでタイは、予算のむだ遣いとして、自力でのワクチン研究開発に積極的ではなかった。だが、今や、国民の健康を維持するうえで、自国内でのワクチン開発が最小の費用で最大の効果が期待できる手段となっている」と説明する。
なお、政府のワクチン委員会では、まずインフルエンザ、デング熱、日本脳炎など5つの感染症のワクチンを国内で開発することを検討している。
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