アピシット首相は9日、原油価格がさらに高騰する可能性があることから、「軽油価格を1リットル30バーツ以内に維持するため現行税制を見直す必要がある」との考えを明らかにした。
政府は今年に入って原油価格が1バレル30米ドルほどに値下がりしたことから、燃油価格安定化を目的とした価格補助のための資金「オイルファンド」を増額すべく石油税を導入したが、首相によれば、すでに原油が同70米ドルを超えるまでに値上がりしており、国内産業への影響を回避すべく税制を見直すことが必要とのことだ。
なお、軽油(高速ディーゼルオイル)の国内小売価格は現在1リットル28.89バーツとなっている。
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