民主主義市民連合幹部のソンティ・リムトーンクン氏は14日、小心者のアピシット首相下でパチャラワート国家警察長官を解任する事すらできないでいる政府が哀れであると皮肉混じりで語り、あらためて同長官の解任を要求した。
発言の中でソンティ氏は、パチャラワート国家警察長官は、自分に対する暗殺未遂事件捜査の障害になっているだけでなく政治家も絡む警察幹部ポストの売買にも関与していると指摘した上で、アピシット首相は、その場を取り繕うために国家警察長官代行の任命を再度行うという社会が混乱するような手段を用いずに勇気を持って同長官を首相府付きに更迭する、ないしは同長官自身が自ら辞任するべきであると指摘した。
ソンティ氏によると、アピシット首相自身もパチャラワート国家警察長官の実兄であるプラウィット防衛大臣から脅迫を受けている哀れな存在なのだという。
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