世界的な不況は、タイ国内のゴルフ場にもかつてないほどの影響を与えている。
全国に200カ所ほどあるゴルフ場のうち、外国人が多く訪れるような高級ゴルフ場では、2009年初旬からぱたりと客足が減った。そのため、ターゲットをタイ人に変えるところが急増し、値下げ合戦が激化している。
日本人や韓国人に人気の「レイクウッド・カントリー・クラブ」でも、ひと月あたり1万人いたゴルファーの数が、現在では6,000人から7,000人程度に減少している。
同ゴルフ場のチャートチャイ代表は「ここまでの不況は初めて。他社ではグリーンフィーを1,000バーツから200バーツにまで下げたところもある。だが、値下げ合戦はコースの質を落としかねない。収入の減少で、メンテナンスがおろそかになれば、景気が回復した時に大変。『ゴルフ天国・タイ』の評価が通用しなくなってしまう」と懸念する。
同ゴルフ場のキャディーの1人は、「日本人が激減した影響で、キャディーの収入も約半分になった。以前はひと月あたりの収入が8,000バーツ~10,000バーツだったのに、今年に入ってからは5,000バーツ前後と、生活が厳しくなった。10人以上がティーオフの順番を待つ光景もみられなくなった」と現状を打ち明けた。
タイランドなび ゴルフプライベートツアー
http://www.thailandnavi.net/golf/bangkok.html
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