アピシット首相は7月26日、新型インフルエンザの患者に速やかに治療薬が投与されないケースがいまだに報告されていると発言した。
このため、医療機関への抗インフルエンザ薬「オセルタミビル(商品名タミフル)」の供給方法を見直す必要があるとの考えを示した。
治療薬は感染から3日以内に投与しないと効果が薄れるが、今のところこれが可能なのは都市部の大病院に限られている。地方の病院では投与が遅れたり、治療薬を調達できなかったりすることが少なくない。
同首相によれば、死亡例の中には、1週間近くも投与が遅れたケースがあるとのことだ。
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