タイ字紙カーオソット紙によると、ラヨーン県内で14日未明から15日朝にかけて、県内4箇所にあるアユタヤ銀行のATM機5台から合計で1,000万バーツ以上(約2,900万円以上)の現金が強奪されるという事件が発生した。
警察側は、現金が強奪されたATM機に破壊された跡が無く、何れも所定の鍵を使用して内部から現金が盗み出されていたことから、県内のATM機への現金の補填作業を請け負っていた会社に所属する36歳の男が犯行に関与したと見て行方を追っている事を明らかにした。
警察が男の自宅に踏み込んだときは、既に妻子共々逃走した後だったという。
昨日16日に配信されたタイ字紙プーチャカーンによると、男は勤続期間が1年に満たず、また事件発生の2日前から欠勤していたが、会社側は男の所在を確認したり、男の身元の詳細に関する調査を怠っていたという。
また、男が勤務していた会社とアユタヤ銀行との間で締結されていたATM機への現金補填作業の請負契約は17日付けで解除される予定になっていたという。
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